初めての脱毛。カウンセリングは何をするの?勧誘はある?脱毛当日までにしておくこと。
[更新日] 446 -
初めての脱毛サロン、不安でいっぱいですよね。
通いたいと思える脱毛サロンが見つかったら、まず「無料カウンセリング」の予約をすることになるのですが、来店したが最後、無理にでも契約させられるのではないかと不安で、なかなか勇気が出ない人もいるのではないでしょうか。
脱毛サロンの勧誘の有無、カウンセリングの予約時のポイントから、カウンセリング当日の流れ、脱毛契約後の不安も解消できるよう、脱毛の施術当日までに準備しておくことや、当日の注意事項についてまとめましたので、参考にしてもらえたらと思います。
初めての来店時に行う「カウンセリング」
カウンセリングに行ったら必ず契約しなくてはいけないの?
カウンセリングに行ったら、その場で無理に契約させられるということはありませんから、安心してくださいね。
契約するまで帰れないというような強引な勧誘があった時代もあったようですが、今はそのような強引な勧誘行為は禁止されているので、行政処分されます。
脱毛サロンは長く通うことになるため、いくつかの脱毛サロンで無料カウンセリングを受け、比較した上で自分と相性の良い脱毛サロンを選ぶ人も多いですよ。
勧誘しないことを明記する脱毛サロンが増えた理由
今は、多くの人がインターネットで情報を収集したり、口コミを重視する傾向にあり、口コミでの評価が集客に影響を与える時代です。
悪い噂はすぐに広まってしまうため、リスクのある「勧誘」は行わない傾向にあります。
特に大手の脱毛サロンは、ホームページに「勧誘はしません」としっかり明記して約束しているところが多いですから、不安な人はそういったサロンを選ぶのもオススメです。
勧誘はないが、オススメされることはある
それでも「勧誘された!」という口コミをたまに見かけることがあります。
カウンセリングをした上で、オススメのプランや、サロンオリジナルの化粧品を勧められることはあり、スタッフの雰囲気や話し方によっては「勧誘された」と感じてしまうようです。
よく聞くのが「脇だけ脱毛したいと言ってるのに、高い全身脱毛をすすめてきた」というものですが、これには理由があります。
部分脱毛をした人の中には、脱毛完了後に脱毛していない他の部分も気になり始めて、追加で契約し脱毛を続けていたら、最初は部分脱毛だけのつもりだったのに、最終的には全身を脱毛した・・・という人も割と多くいます。
追加で契約していくと、料金も時間もむだにかかってしまうことから、最初から全身脱毛プランを選択した方が、時間的にもお金的にもお得ですよと勧めてくるのです。
ハッキリ「必要ありません」と断れば大丈夫です。
もし、それでも勧めてくるなど、スタッフの対応が嫌だなと感じたら、その脱毛サロンでの契約はオススメしません。
何度も通うことになりますから、そのたびに不快な思いをすることになるかもしれません。
無料カウンセリングは、お店やスタッフの雰囲気をチェックできる場でもあるんですよ。
無料カウンセリングの予約時のポイント
無料カウンセリングの予約は、電話やネットで受け付けていますが、ネット予約がオススメです。
インターネットで申し込んだ人だけに適用されるキャンペーンがある脱毛サロンだった場合、後々、契約するときにお得になるからです。
当日に脱毛もしたい人は電話で問い合わせが◎
無料カウンセリングを受けて、当日その場で契約したとしても、その日のうちに脱毛の施術をできる脱毛サロンはまだ少なく、改めて施術の予約を取ることになると思います。
カウンセリング当日に施術可能という脱毛サロンでも、空きがないと断られてしまうため、どうしてもカウンセリング当日に脱毛をしたい場合は、カウンセリング予約の際にきちんと確認しておきましょう。
カウンセリング当日に施術を受ける場合は、前日の夜までにムダ毛を処理しておく必要があります。
その際は、肌に優しい電気シェーバーで処理しましょう。
カウンセリング当日の持ち物を確認
保険証、免許証、学生証など現住所がわかる「身分証明書」を持っていきましょう。
カウンセリング当日に契約する場合、印鑑や現金(クレジットカード、通帳)が必要になります。
未成年の場合は、保護者の同意書も必要です。
カウンセリング当日は何をするの?
カウンセリングは、個室で1対1で行われることが多く、内容は脱毛サロンによって多少違いがあるものの、次のようなことについて話をします。
- ムダ毛の悩みの確認
- 普段行っている自己処理方法の確認
- 肌や体毛の状態、持病やアレルギーの有無を確認
- サロンの説明
- 毛周期や脱毛の仕組みの説明
- 脱毛方法と脱毛期間の説明
- 脱毛したい部位の確認
- オススメプランの紹介など
カウンセリングは、1時間~1時間半程度で終わることが多いようです。
肌の状態や持病がある場合は、安全を考えて契約を断られることがあります。
その場合は、医師が常駐&施術してくれる「脱毛クリニック」に相談してみると、受け入れてくれる場合があります。
テスト脱毛は受けた方が安心
「手」などの1部分に照射してくれる「テスト脱毛」を無料で行っている脱毛サロンもあります。
テスト脱毛では脱毛効果はわかりませんが、施術時の痛みや感触などを確認できるため、受けた方が安心です。
契約前に気になることは質問することが大事
脱毛がいくらリーズナブルになったとはいえ、決して安い金額ではありませんし、脱毛完了までに何回も通うことになります。
気になること、わからないことはしっかり質問して、納得した上で契約しましょう。
- 予約システムや予約の取りやすさ
- 予約をキャンセルした場合、キャンセル料はかかるのか、次の予約を入れやすいかどうか
- 追加料金が発生することはないか
- シェービングサービスはあるか
- 契約店舗以外の店舗を利用できるか
- 途中で解約できるか・・・など
脱毛前日までにムダ毛の自己処理をする
カウンセリングでも説明があると思いますが、脱毛の施術前日までに、ムダ毛の自己処理をする必要があります。
どうして脱毛前に自己処理が必要なの?
脱毛しに脱毛サロンに行くのになんで自己処理しなくちゃいけないの?と不思議に思うかもしれませんが、もちろん理由があります。
脱毛サロンで行われる脱毛は、メラニン色素に反応する光を当てることで熱を発生させ、毛母細胞にダメージを与えて脱毛を促すという仕組みです。
ムダ毛を処理せずに、毛が生えたまま光を照射してしまうと、皮膚表面に出ている毛のメラニン色素にも反応し熱を発生させてしまうので、火傷の恐れがあるからです。
それだけでなく、本来ダメージを与えるべき毛母細胞への効果が低くなってしまうため、ムダ毛の自己処理が必要なのです。
自己処理は当日じゃダメなの?
前日までに自己処理を終えておくことにも理由があります。
ムダ毛処理後の肌は敏感になっているため、脱毛当日に自己処理して、脱毛を受けると肌トラブルが起こりやすくなるからです。
だからといって早くやればいいわけでもありません。
早く処理しすぎて、ムダ毛が2mm以上の長さになってしまうと、施術を断る脱毛サロンもあるので、予約の前日か前々日に行うのがベストです。
脱毛前のムダ毛の自己処理。ここに注意!
脱毛前日までに、ムダ毛を処理しさえすればどんな方法でもOKというわけでもありません。
自己処理するときは、次のようなことに注意しましょう。
- 脱毛前の自己処理は電気シェーバーがオススメ
- 「抜く」自己処理はNG
- 剃り残しに注意
脱毛前の自己処理は電気シェーバーがオススメ
カウンセリングでも説明されると思いますが、ムダ毛の自己処理は、肌に傷をつける可能性が少ない電気シェーバーで行いましょう。
ムダ毛の自己処理で傷ができた場合は、脱毛を断られてしまうことがあるからです。
脱毛箇所が顔以外でも、顔用の電気シェーバーの方が、細かい場所までキレイにシェービングできるのでオススメです。
「抜く」自己処理はNG
毛抜きや、脱毛ワックスなど「抜く」方法で自己処理はしてはいけません。
脱毛サロンで行われる脱毛は、メラニン色素に反応する光を当てることで熱を発生させ、毛母細胞にダメージを与えて脱毛を促すという仕組みです。
通常は、皮膚の下に残っている毛のメラニン色素に反応しますが、根元から抜いてしまっては、いくら光を照射したところで、反応すべきメラニン色素がないため、毛母細胞にダメージを与えることができません。
「抜く」自己処理をしながら脱毛に通い続けたら、いくら通っても効果が出ないということになってしまいます。
剃り残しに注意
ムダ毛の自己処理をしていっても、剃り残しがあるだけで脱毛の施術を断られてしまうことがあります。
少しくらいならササッとスタッフがやってくれればいいのに・・・と言いたくなりますが、シェービングサービスを省くことで脱毛料金を安く提供できている実態もあるのです。
剃り残しに対する対処はサロンによって違いがあります。
例えば、自分では難しい箇所(襟足、背中、Oラインなど)で、自己処理した形跡があり、少し剃り残しがあるという場合には、スタッフが「お手伝い」という形で処理してくれる脱毛サロンもありますし、有料でシェービングしてくれる脱毛サロンや、剃り残し部分を避けて脱毛を行うサロンもあります。
自己処理に自信がない人は、無料カウンセリングの時に、剃り残しがあった時の対応を確認しておくと安心ですよ。
脱毛当日の流れ
予約しても脱毛の施術ができない場合がある
せっかく脱毛しに行ったのに、当日、脱毛サロンで施術を断られるケースがあります。
例えば、次のような場合です。
- 予約時間を過ぎてから来店した場合
- ムダ毛の自己処理を忘れた場合・剃り残しがある場合
- 肌の状態が悪い場合、日焼けしている場合
- 体調が悪かったり生理中の場合
- 脱毛部位に日焼け止めや制汗剤、ボディクリームを塗っている場合
- 施術当日に薬を飲んだ場合
- 前日、当日に飲酒した場合
- 1週間以内に予防接種を受けた場合
当日、脱毛サロンで施術を断られるケースのほとんどが、その状態で脱毛をした場合、肌トラブルが起きやすくなったり、脱毛効果が落ちてしまうという理由からです。
また、肌が乾燥していると、肌トラブルが起きやすくなることはもちろん、なにより「痛み」を感じやすくなるので、脱毛期間中はしっかり保湿してケアしておくことが大切です。
脱毛の施術の流れ
施術を受ける際は、専用のガウンに着替え、目を保護するためにゴーグルをつけます。
脱毛する箇所に、ほくろやアザなどがある場合は、シールを貼って保護します。
施術部分に、ジェルを塗布し(脱毛マシンによってはジェルを使用しない場合も)、ジェルの上から「ピッピッピッ!」という感じで、脱毛マシンをずらしながら光を照射していきます。
痛みが強いようなら、スタッフに言うと出力を弱くしてくれたりもします。
照射が終わったら、ジェルを拭き取り、冷却パッドなどで肌をクールダウンし、保湿クリームなどでアフターケアをして施術は終わりになります。
着替えをして、受付で次回の予約を取ります。
脱毛当日にしてはいけないこと
脱毛した後は、肌がとても敏感になっていて、少しのことでも肌トラブルが起きやすい状態です。
プールや海などはもっての外、体温が上昇し血行が良くなると、かゆみや赤みが出ることもあるので、飲酒や激しい運動、熱いお風呂もNGです。
制汗剤など肌に刺激が強い化粧品の使用も控えた方がよいでしょう。
次の脱毛の施術まで、しっかり保湿を心がけ、日焼け対策も忘れずに行ってくださいね。
脱毛してもすぐにツルツルにはなりません
脱毛は、一度二度の施術では、目に見えた効果が実感できないと思っていて間違いありません。
脱毛サロンで施術後、10日ほど経つと、脱毛マシンの光を当てた毛は毛根が弱り、ポロポロと抜け落ちてきますが、しばらくするとムダ毛がふつうに伸びてきます。
「えっ?!効果がなかったのかな?」と思ってしまいますが、ポロポロと抜け落ちたのは、効果があったという証拠なので安心してください。
じゃぁ、なんでムダ毛がしっかり生えてきたのかというと、これには「毛周期」が関係してきます。
脱毛と毛周期の関係
「毛周期」とは、カウンセリングでも必ず説明されますが、毛の生えかわりのサイクルのことで、「成長初期」「成長期」「成長後期」「退行期」「休止期」に分けることができます。
脱毛マシンの光が反応するのは「成長期」の毛で、その成長期の毛の割合は、毛全体の20%ほどしかありません。
残りの80%は、眠っている状態であったり、発毛準備段階であるため、脱毛マシンの光をいくら当てても反応しません。
1回の施術で20%の毛にしかダメージを与えることができないので、脱毛効果の高い「医療レーザー脱毛」であっても、最低5回は通う必要があり、痛みの少ない「光脱毛」は出力が弱いこともあり平均12~18回通うことになります。
2~3ヶ月おきに施術する理由は、今、発毛準備段階の毛が成長期になって、ある程度生え揃うのが2~3ヶ月後であり、この時に脱毛を行うと効果が最大限発揮できるのからです。
これが、脱毛してもすぐにムダ毛ゼロのツルツルお肌になれない理由です。
脱毛完了まで、ムダ毛との闘いは継続しますが、脱毛の回数を重ねるごとに、生えてくるムダ毛の毛量が減り、生えてくるまでの期間も長くなるなど、自己処理がどんどん楽になっていきますよ♡