日本でもVIO脱毛が人気!エチケットとして当たり前の時代に。
[更新日] 1153 -

今や、脱毛サロンでの脱毛は珍しいことではなくなり、VIO脱毛を希望する女性も増えています。
「VIO脱毛」とは、Vライン(ビキニライン)、Iライン(陰部の両側)、Oライン(ヒップ奥)のデリケートゾーン(アンダーヘア)の脱毛のことで、「ハイジニーナ脱毛」とも呼ばれます。
人にはなかなか相談しにくい「VIO脱毛」について、まとめました。
海外のVIO脱毛事情
ハイジーナの語源は「清潔」「衛生的」を意味する「ハイジーン」からきており、海外では自分のためであるのはもちろん、恋人へのエチケットとしてVIO脱毛するのが当然です。
そのため、外国人の男性とお付き合いすると、手入れされていない日本人女性のアンダーヘアに驚き、幻滅するといいます。
アメリカや南米、ヨーロッパでは、ワックスを使用して、全くアンダーヘアを残さないツルツルのハイジーナスタイルにするのが主流です。
それに対して、日本や韓国、中国は、あまりVIO脱毛には関心が少なく、アンダーヘアを自分で整えたりはするけど、ツルツルのハイジーナには抵抗があるという人が多いです。
しかし、ここ数年の脱毛サロン人気で、今まであまり知られていなかった「VIO脱毛」に興味を持つ人が増えています。
一昔前では考えられなかった脱毛サロンでの脱毛も、今や当たり前になり、小学生を施術してくれる脱毛サロンまであります。
海外のVIO脱毛事情のように、VIO脱毛しておかないと恥ずかしい時代もすぐそこまで迫ってきているのかもしれません。
日本では、まだアンダーヘアは自己処理するのが主流
日本では、まだまだ自然な状態のままという人も多いですが、ショーツや水着からはみ出すのを防ぐため、自分でVラインを処理したり、形や毛の長さを整えている人もいるでしょう。
そういった人たちはどのような方法で自己処理をしているのでしょうか。
カミソリやハサミを使用する自己処理
最も多い自己処理方法というと、やはり「カミソリ」や「電気シェーバー」中には「小さな眉用ハサミ」などで長さを整える人もいるでしょう。
これらは、手軽に処理できる反面、生えてくる毛がチクチクしたり、鋭い毛先がショーツを突き破って出てきたり、処理していくうちにVラインが黒ずんできたり、ポツポツが目立ってきたりと、なかなか納得のいく仕上がりにならないのが難点です。
ヒートカッターを使用する自己処理
熱の力でムダ毛を焼き切って処理できるのが、ヒートカッターです。
熱で毛の切り口が溶けるので、処理後の毛先がチクチクしませんが、広範囲の毛を処理するには時間がかかりますし、毛が焼ける独特のニオイが気になるという人が多いです。
母親などから聞いたことがある人もいるかもしれませんが、昔は、アンダーヘアをお線香で焼き切る自己処理方法がありました。
ヒートカッターと同様、毛先が丸くなるのでチクチクしませんが、1本1本処理するので手間がかかります。
脱毛ワックスを使用する自己処理
ワックスを塗り、ビリっと一気にはがす方法で、海外では人気の自己処理方法です。
毛根から抜くので、キレイな状態が長持ちすること、回数を重ねるたびに毛が細くなったり柔らかくなることが人気の理由です。
ただ、最初はコツが必要で、慣れるまで相当痛いこと、ワックスがベタベタ残るので拭き取りが大変というデメリットもあります。
除毛クリームはデリケーゾーンには向かない
毛を溶かして除去する除毛クリームは、強いアルカリ性のクリームなので、粘膜に近いデリケートゾーンの自己処理に使用するのは危険なのでやめておきましょう。
Iライン、Oラインの自己処理は危険
Iライン(陰部の両側)や、Oライン(ヒップ奥)を自己処理している人はあまりいないとは思いますが、自分では見えにくいうえに、皮膚が薄く、粘膜に近いため、自己処理はとても危険です。
Iライン、Oラインは、プロにお任せしましょう。
脱毛サロンでVIO脱毛するメリット・デメリット
脱毛サロンで人気のある脱毛部位は、1位は「脇」、2位は「膝下」で、実は3位が「VIO」となっています。
VIO脱毛が上位に入ってることにも驚きですが、実は脱毛して良かった部位では1位なんだそうです。
VIO脱毛がこれほどまでに人気な理由、脱毛サロンでVIO脱毛するメリット・デメリットをみていきましょう。
脱毛サロンでVIO脱毛のするメリット
ハイジーナの語源が、「清潔」「衛生的」を意味する「ハイジーン」からきていることからもわかるように、海外の女性がハイジーナ脱毛をする理由は「清潔を保つため」です。
世界一「清潔な国」と言われることもある日本の女性に、VIO脱毛の文化が浸透していないのは少し意外な気もしますよね。
- 自己処理の手間がなくなる
- デリケートゾーンを清潔に保つことができる
- ニオイが抑えられる
- 生理中の蒸れや不快感が軽減する
- 自分で処理するよりキレイに脱毛できる
- レジャーで思いっきり楽しめる
VIO脱毛するとニオイもトラブルも解消する
脇も同様のことが言えますが、濃く、太い毛が密集している部位は、蒸れて雑菌が繁殖し、かゆみ、かぶれ、ニオイを発生させます。
デリケートゾーンは、おりものや、排泄物、生理の経血が毛にからまるなどして、不衛生な状態になりがちです。
脱毛することで、デリケートゾーンを清潔に保ちやすくなりますよ。
自己処理よりもキレイに脱毛できる
デリケートゾーンは、見えにくいため自己処理が難しい部位です。
カミソリなどでうっかり傷つけてしまえば、大変なことになりますよね。
脱毛サロンでは、光やレーザーを使ってプロが施術してくれますから、安全にキレイに脱毛することができます。
施術を重ねるうちに毛質が柔らかくなったり、毛量が減ったりと嬉しい効果も期待できます。
デリケートゾーンを自己処理した場合は、水着になった時に毛がはみ出しはしないか心配だったり、肌トラブルで痛みがあり楽しめなかったりすることもありますよね。
脱毛サロンでVIO脱毛しておけば、レジャーのたびに自己処理しなくてもすみ、急なデートや旅行も安心です。
脱毛サロンでVIO脱毛するデメリット
VIO脱毛は、デリケートゾーンを清潔に保つことができるなどメリットが多い一方、もちろんデメリットもあります。
- お金がかかる
- 痛みが強い
- 脱毛サロンでスタッフに見られるのが嫌
- ハイジニーナは後悔するかも
VIO脱毛は恥ずかしい?!
毛深い人、剛毛を気にしている人だと、脇や足の脱毛に行くのも勇気が必要なのに、ましてVIO脱毛なんて恥ずかしくて無理!という人も多いと思います。
女性スタッフが施術してくれるし、脱毛サロンのスタッフは見飽きるほど施術しているから気にしないで大丈夫!なんて言われても、恥ずかしいものは恥ずかしいですよね。
VIO脱毛経験者に聞くと、最初こそ恥ずかしかったが通ううちに慣れたという人、恥ずかしさは最後まであったけれどVIO脱毛して本当に良かったという人が多いですよ。
VIO脱毛をしたら、セクシーな下着やTバックにも挑戦できるようになり女子力がUPしたと感じる、脱毛前は見えない場所だからどうでもいいやと思っていたけど見えない場所もキレイなんだぞと自分に自信が付いたという人もいます。
VIO脱毛は痛いらしい
脱毛部位の中で、痛みが強いと言われている部位が「VIO」です。
皮膚が薄いうえに、毛が濃く(太く)密集していること、IラインやOラインは粘膜に近いことが、痛みを感じる原因です。
痛みの感じ方には、個人差が大きく、思っていたより平気だったという人もいれば、脂汗をかきながら耐えた・・・という人まで様々です。
どうしても痛い場合、脱毛サロンでは、脱毛マシンの出力を下げてくれたり(効果も出にくくなりますが)、脱毛クリニックでは、麻酔を使用しての施術もできます。
ハイジニーナは後悔するかも・・・
温泉に入ることが多い日本人、ハイジニーナは年配の方には馴染みがないため、変な目で見られたという体験談もあります。
特に、永久脱毛できる「レーザー脱毛」で、全部ツルツルのハイジニーナスタイルにしてしまうと後悔することになるかもしれません。
やっぱり少し生えてたほうが良かったかも・・・と思っても、二度と生えてきませんから、ハイジニーナを希望する場合は、しっかりと検討してからにしましょう。
脱毛サロンのVIO脱毛。人気の形は?
海外では、毛は残さないツルツルの「ハイジニーナ」が主流ですが、日本ではどうでしょうか?
日本では「セミハイジニーナ脱毛」が人気
日本では、ハイジニーナ脱毛よりも、「セミハイジニーナ脱毛」が人気です。
セミハイジニーナとは、I・Oラインはすべて脱毛し、Vラインはきれいな形に整えたり、全体的に毛量を減らすというようなスタイルです。
もともとVIO脱毛の文化があるわけではないため、全部ツルツルにしてしまうのは抵抗がある人が多いからです。
いかにも脱毛サロンで脱毛しましたとわかるような感じではなく、自然な感じのトライアングル型、スクエア型が人気です。
VIO脱毛の施術ってどんな感じ?
VIOも前日までに自己処理が必要
肌を傷つけるリスクの少ない「電気シェーバー」で、前日までにムダ毛の自己処理をしておきます。
Oラインなど自分では難しい箇所は、剃り残しがあっても当日スタッフが処理してくれる場合もあります。
剃り残しは、お店によって対応が違うため、カウンセリングの際によく聞いておきましょう。
施術を受ける前に
VIO脱毛を受けるエチケットとして、施術前にトイレで陰部をキレイに拭いておくといいですよ。
その際は、赤ちゃんのおしりふきが便利です。
VIO脱毛の施術
VIO脱毛するときは、専用ガウンと、紙ショーツに着替えて施術します。
Oラインを脱毛するときは、うつぶせや横向きで、VラインとIラインは、仰向けに寝て膝を立てた格好で、紙ショーツを少しづつずらしながら施術する場合が多いです。
施術後は、クールダウン、保湿をして終了です。
VIO脱毛後の注意
脱毛した箇所は敏感になっていて、少しの刺激でも肌トラブルが起きやすいので注意が必要です。
熱いお風呂は避け、脱毛部位はぬるま湯でやさしく洗い流す程度で、ゴシゴシと洗うのはNG。
トイレでは、トイレットペーパーで強くこすってしまうことがないように注意しましょう。